アメリカンフットボールやラグビーにみられる首のケガ

Share on Facebook

1431673208019.jpg

アメリカンフットボールのやラグビー、相撲に共通するのはコンタクトスポーツであることと、頭からぶつかることがあるということΣ(×_×;)☆(+。+*)そこで思い浮かぶのが脳震盪ですが、最も多いのがバーナー症候群といわれる首の神経の障害です。

これは、頭からタックル等をしたときに、頭が後方、又は左右どちらかに持っていかれた場合に、腕に延びている神経の根元が骨などに圧迫されたり、神経繊維が過度に引き伸ばされて発生した神経の損傷です。

症状は一過性の首から腕にかけての痛みと痺れ、握力等の低下です。一過性なので早ければ数分で治りますが、痺れが数日出るようなら精密検査が必要になります。ヘルニアの疑いがあるからです。治療方法は特に有りません。受傷時にアイシングをするか、痛みが治まってから、周りの筋肉をほぐすくらいです。

このケガを防ぐには首の筋力増加と、練習や試合中の集中力の維持。危険予知能力を付けることでしょうか。相撲のように相手が目の前にいたら対処できますが、アメフトのようにどこから当たられるかわからない場合は、集中力と危険予知が必要になります。

ようするに毎日の筋トレと練習で肉体と精神(競技の知識)を鍛えないとこのケガは防げないようです(^_^;)

今年からコンタクトスポーツを始めた学生さんは、特に頑張って首と頭を鍛えてケガをしないような体作りを心掛けてくださいね(^^)/

コメントは受け付けていません。